第五一節 「永遠のループ」
何故合わないのか?
その答えは自分の中にある。
気付いてないフリをしているだけで知っているはずだ。
ただ、その答えから逃げているだけだろう・・・。
他人とは自分を映し出す鏡である。
怒りを持って接すれば、相手も怒りを覚える。
笑顔を持って接すれば、笑顔で返される。
苦手を持って接すれば、相手も苦手と感じる。
笑顔を持って接して、怒りで返されることは余程の状況でない限りあり得ない。
殻に閉じこもるから、周りから呼び掛けられなくなる。
自らの心情をさらけ出せば、周りも壁を取り払ってくれる。
和を持つことが出来れば、争うことはない。
自分の意見が素直に伝わらないのは、今までの自分の態度が示している。
他人が自分が嫌だと思う行動をとることも、今までの自分がカギを握っている。
他人は自分を映し出す鏡である。
与えることで見返りを求めるのではない。
与える、見返りといった感情を捨てるのだ。
相手に求めるのではない。
求める前に自分が行動してみるのだ。
他人に責任を擦り付けるのではない。
自らを見つめ直し、責任を受け止めるのだ。
自分は、相手に求め、責任を転嫁してきたのかもしれない。
自らが変わる事で、現状を打破出来ることは容易に想像できる。
しかし、変わった先は未知の世界。
180度変わった自分が、その世界に生きている。
今の自分が、その世界で生きるには、苦痛、苦悩、歯痒さ・・・、いろいろなものと闘っていかないといけないだろう。
それに耐えることが出来るのか?
本当に変わる事が正解なのか?
正解なんて無い事は知っている。
どう行動しなければいけないかの答えも自らが持っている。
180度変わった世界に恐れ、変わった自分に苦悩し、一歩を踏み出すことが出来ず、永遠のループへと嵌っていく。
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