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2008年8月14日 (木)

第四四節 「飢える」

人が強くなる理由。
それは、餓え続けているからだ。

食物に飢え、金に飢え、力に飢え、現状にさえ餓え続ける。
そんな飢えが、人間を強くさせる。
否、強くならざるを得ないのだ。

飢えを持つものが強いならば、自分も飢えを持てばいいではないか。
しかし、そんな簡単なものではないのだ。
食物もない、お金もない環境に身を置く人間は強くならざるを得ないのだ。
今の現状を打破する強さを持たなければ、生きることも間々ならないのだから。
だから、格闘技にしてもスポーツにしても妥協の二文字はない。
それに比べ、自分達はどうだろう。
餓えるという強い気持ちを持ち、取り組みだしたとしてもそこには甘えがある。
ご飯を食べない飢えを求めたとしても、いざ本当に苦しくなったらどうにでもなる。
スポーツに飢えを求めたとしても、そのスポーツに生死が掛かっている訳でもない。
それが甘えなのだ。

それでも飢えを感じてみよう。
その先に必ず何かが見つかるから。
飢えることで、無駄なものを全て脱ぎ捨てることが出来る。
今の自分達は無駄なもので重くなりすぎている。
それは、脂肪やそういったものだけではない。
感情、考え方である。
何か行動を起こす時、しんどい、めんどくさいという感情で先延ばし、結局何もしなかったことはないだろうか?
それが甘えだ。
飢えを感じてみよう。
飢えを感じ続けてみよう。
そうすれば、どんなことでもやるしかないのだから。
必ずその先には悪いことは待っていない。
必ず何かを学ぶはずだ。
例えその選択が失敗だったとしても。


自らを餓えさせろ。
無駄なものを背負い過ぎていることに気付くから。
一週間飯を食べなくても死なないのだから。
毎日走っても死なないのだから。
お金を使わなくても生きていけるのだから。
餓える時、自分はこんなにも強かったのだと気付くから。
甘えを脱ぎ捨てろ。
強く生きるために・・・。

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