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2008年7月 3日 (木)

第三十節 「怪物の手引き」

ある1冊の雑誌。
そこにはある男のことが記されていた。
名前はバーノン・デービス。
歳は自分と同じである。
NFLで怪物と呼ばれる選手だ。

怪物たる由縁は、その類まれなる身体能力である。
身長191cm、体重114.8kgでありながら40ヤード走4.38秒で走り、垂直飛び107cm跳ぶ。
自分の身の回りで比べてみるとすごさが分かるだろう。
相撲取りクラスが陸上選手並の速さで走るのだ。
イメージするだけでも困難である。
しかし、それを可能にするのが限界以上に鍛え抜かれた鋼の肉体なのだ。
ベンチプレス 217.7kg 、 スクワット 310.7kg 、 クリーン 161.0kg 、 体脂肪率 4%の身体が不可能な記録を可能へと変えていくのだ。

バーノン・デービスも最初からこれらのことを行えた訳ではない。
成り得る才能はあったかもしれない。
しかし、何よりもこの肉体を得ることが出来たのは継続する強さがあったからだ。
どんなに強靭になろうと満足しない。
どんなにすごい結果が出ようと満足しない。
常に上を見続け、自分との闘いに勝ち努力し続ける強さがあったのだ。

才能を持っている選手でも難しいことである。
しかし、成功し更に記憶に残る選手は、才能の上に努力を積み重ねている。
カズ、イチローを取ってみてもそうだろう。


天才は、99%の努力と1%の才能で出来ていると言われている。

バーノンデービスは、
「自分は、競争心が人一倍強いだけだ。 一番でなければ気がすまない。 自分のほうが劣っているなんて耐えられない。 その気持ちが必要だと思う。 それがあるからこそ、進歩できる。 自分よりベンチプレスで思いウェイトを上げる選手がいたら、彼に勝つために、彼以上の努力をする。 すべてはウェイトトレーニングから始まる。 ウェイトトレーニングによって、爆発力をつけ、強くなることができる。 トレーニングで努力する選手なら、フィールドでも頑張る。 相手選手をパワーで圧倒することができる。 すべてはウェイトトレーニングから始まるんだ。」
と言っている。

自分の身体能力はウェイトトレーニングによって作られる。
周りに才能と言われている身体能力は、努力し続けてきたウェイトトレーニングによって培われて来たのだ。
才能とは、本当に1%分しか影響を及ぼさないのかもしれない。
才能を凌駕するものは、努力しかないのだ。

ウェイトトレーニングも必要だが、ウェイトトレーニングだけが全てではない。
何事に関しても、努力し続けること。
それを大切にすることが、成功への道なのだ。
それは、決して近道ではない。
しかし、遠回りでもないのだ。
真っ直ぐ、ゆっくりとだが成功への一本道を歩いて行こう。

「努力したものが成功するとは限らない。 しかし、成功したものはすべからず努力している」

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